アスベスト

ASBESTOS

アスベスト調査

弊社はアスベストに関する分析調査全般(検体分析、検体採取、工事中の空気測定)について、いわゆる『クボタショック』後の
2005年11月から従事しております。近年、厳格になった図面確認・現場調査を含む事前調査についても、いち早くから対応しており、
一戸建て住宅、事務所、工場、病院、焼却施設等の施設全体のアスベスト事前調査について豊富な実績があります。
また、内装リフォームやエアコン等の設備更新などの一部分の改修工事に関わるアスベスト事前調査についても多数対応しております。
分析においても、各種分析方法にて定性分析(顕微鏡法からX線回折法)から定量分析まで対応しております。
その他各種解体工事の設計業務に関わる資料等調査からの調査対象箇所(調査分析数量)のリストアップ業務など、幅広くアスベスト
に関する各種業務に幅広く対応しておりますので、お気軽にお声掛けください。
現地調査状況
検体採取状況
空気アスベスト測定
当社にて対応可能な項目
事前調査・採取
書面調査・現地調査(ただし船舶調査は除く)及び採取
アスベスト診断士、特定建材調査者、一般建材調査者等の有資格者が調査計画立案から採取・報告までサポートします
建材分析
  • 定性分析(アスベスト有り・無し判定)
    JIS A 1481-1 (偏光顕微鏡法)、JIS A 1481-2(X線回折分析法及び位相差分散顕微鏡法)に対応
    した分析を行っています
    仕上げ塗材等の複層建材はアスベスト分析マニュアルにもとづき、JIS A 1481-1で層別分析も
    対応可能です
  • 定量分析(アスベスト含有率の算出)
    JIS A 1481-3(X 線回折分析法)、JIS A 1481-5(アスベストの質量分率が1%未満と推定される
    試料のX線回折分析法)に対応した分析を行っています
    JIS A 1481及びアスベスト分析マニュアル(厚生労働省)にもとづき、各分析資格者が正確な調査をサポートします
    建材のアスベスト分析のほか、石膏ボード中のヒ素やカドミウムの分析もセットでご提供します
空気中の繊維数濃度計測
工事や維持管理に関わる、空気中の石綿粉じん濃度測定・分析
作業環境評価基準(昭和51年労働省告示第46号及び昭和63年労働省告示第79号)に従った
作業環境のデザイン、サンプリング、分析、評価、石綿に係る特定粉じんの濃度の測定方法
(平成元年環境庁告示93号)、JIS K 3850-1に対応しています
一般環境、解体・改修工事等、作業環境、災害時など各モニタリングマニュアルに対応した
測定計画をサポートします
水中の繊維数濃度計測
水中のアスベスト繊維計測
位相差顕微鏡による繊維数濃度計測、水道とアスベスト(平成元年厚生省衛生局水道環境部
水道整備課監修)、石綿含有一般廃棄物等の無害化処理等に係る検定方法(平成21年環廃対
発第091225001号、環廃産発第091225001号)に準拠・参照した分析をしています
水中のアスベスト繊維計測のほか、アスベスト除去等で発生するアスベスト洗浄水の水質
(pH、ダイオキシン類、有害金属類等)分析をセットでご提供します
保有分析機器一覧
分析機器概要
実体顕微鏡
[OLYMPUS SZシリーズ]
予備観察により、建材試料全体の特徴(素材の種類や目に見える繊維の有無、塗材層の有無試料の均一性等)
を把握することで、詳細な分析を可能とします
偏光・位相差・分散顕微鏡
[OLYMPUS BXシリーズ]
繊維の形態、光化学的特性からアスベスト種を同定(特定)します
実体顕微鏡では見えない微細なアスベスト繊維も分析することが可能です
X線回析装置
[Malvaerm Panalytical Empyrean]
試料にX線を照射し、回析パターンから結晶構造解析を行い、アスベストの定性・定量分析を行います
本機は高感度検出器、高精度ゴニオメータ、45連サンプルチェンジャー等を搭載し、自動分析・高分解能測定
を可能とします

依頼から報告までの流れ

ご依頼対象物質の種類の確認及び作業内容の確認をする
現場準備
設計図書(仕上表・平面図・立面図)による施設状況の把握をする
現場確認
現場を確認し設計図書にない箇所の把握、分析対象の拾い出しの実施
メーカー名、認定番号(不燃番号等)による目視診断を実施する
検体採取
現場確認で確認した情報をもとに分析対象検体を採取する
分析
採取した検体を分析する
結果報告報告書を作成し提出する

CONTACTお問合わせ

分析依頼、採用、一般、その他に関するご相談、ご依頼は、こちらよりお問合わせください